卒業式に「世界一大きな卒業証書」出現 さいたま市立桜木中学校
3月15日、大宮区にある桜木中学校の卒業式に、縦6メートル、横9メートルの「大きな卒業証書」が掲げられ、卒業生143人の門出を祝った。
コロナの影響で様々な学校行事が制限された卒業生最後の思い出づくりにと、生徒の父親の団体「桜木パパの会」有志らによる実行委員会が企画。今年1月から、地域住民やOBから寄付を集めた。
ビニール生地に分割印刷された巨大な卒業証書は、桜木中学校の体育館で、委員会や保護者、3年生の生徒と共に作成。
喜びの声をあげながら卒業証書の前で記念撮影をする卒業生の姿に、「桜木パパの会」メンバーの松本健一さんは「わが子を見ているように嬉しい気持ちです。まちの明るい話題にもなれたら」と笑顔。
六沢純教頭は「保護者や生徒に喜んでもらえて感激です。これからも地域に愛される学校に」と話した。大きな卒業証書は3月下旬まで設置されている。
(写真提供:桜木パパの会)