「にんぱくの雛祭り―商家に伝わるお雛さま―」
さいたま市岩槻人形博物館
3月3日の雛祭り。その歴史は意外と新しく、古くから行われていた祓(はらえ)の行事や人形遊びなどが融合し、女子の健やかな成長を祈る行事として「雛祭り」が誕生したのは江戸時代のことです。
(作品上 古今雛 江戸後期~明治期 中井家寄贈 さいたま市岩槻人形博物館蔵)
雛祭りは、武家・公家などの上層の人々から市井(しせい)の人々へと広まっていき、暮らしのなかに根付いていきました。その興隆のなかで、さまざまな様式の雛人形が生み出され、雛祭りを華やかに彩りました。
開館4周年を迎える当館で、5回目となる雛祭り展。今回は、雛祭りの主な担い手であった”商家”に着目します。各地から寄贈いただいたものを中心に、商家に由来する江戸から昭和期の雛人形を展示し、当時の様子がうかがえる写真なども紹介します。
子どもの成長への願いを託され、大切に受け継がれてきた人形たち。商家で催された華やかな雛祭りをお楽しみください。イベント等への参加による割引やプレゼントもあります。
岩槻人形博物館と大宮盆栽美術館のコラボイベント「和の調和~岩槻人形博物館と大宮盆栽美術館を堪能しよう!」
実施期間中に、岩槻人形博物館、大宮盆栽美術館どちらかの観覧券を、他方の窓口に提示すると、両館のノベルティグッズをプレゼントします。 (令和6年3月31日まで。ノベルティグッズは各館100セットずつ、 なくなり次第終了となります。観覧券1枚につき、1名様のみ、1回限り有効です。)
「にんぱくの雛祭り―商家に伝わるお雛さま―」さいたま市岩槻人形博物館
- 2024年1月27日(土)から3月24日(日)
- 開館時間:午前9時~午後5時 ※ 入館は閉館時刻の30分前まで
- 休館日:月曜日 2月12日(月・休)は開館
- 観覧料:一般 300円 など
- 問い合わせ:電話 048-749-0222 (さいたま市岩槻人形博物館)
- ホームぺージ: https://ningyo-muse.jp