子ども達に音楽と食糧支援。大宮聖愛教会でクラシックの生演奏
8月19日、大宮区にある大宮聖愛教会で「子どもたちに『音楽を届けるプロジェクト』バイオリンとピアノの生演奏がやってくるよ!」が行われました。主催はさいたま市フードパントリー連絡会です。演奏後には、ひとり親家庭や生活困窮世帯などに無料で食料品を配付する活動「フードパントリー」が実施され、参加者に野菜や果物、お菓子などが配られました。
バイオリニストの高木早紀さんとピアニストの神野千恵さんがショパンからディズニーまで8曲ほど演奏。2公演で約80名の子どもや大人が集まり、本格的なクラシックの生演奏を楽しみました。「音色が教会に響いて、本格的な演奏が気軽に楽しめました」と参加者から喜びの声。
「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」は子ども食堂や学習支援拠点など、地域の子どもたちが集まる居場所で開催されています。7人に1人の子どもが「相対的貧困」にあるといわれている現代、音楽で心を豊かにする体験を子どもたちに届けたいと活動を広げています。
同プロジェクトは今年3月、さいたま市では与野にあるみな風地域食堂で開催されました。
主催者、ボランティアのみなさん
子どもたちに音楽を届けるプロジェクト(100万人のクラシックライブ)の逆井洋紀さんは「普段着感覚でコンサートを楽しんでほしいです。音楽を通して地域の居場所を広げたい。継続的にこの活動を続けていきたいですね」と話していました。
演奏後には野菜や果物、お菓子などを配りました
子どもたちに「音楽を届ける」プロジェクト https://1mcl.jp/kids/
みな風地域食堂 https://minakaze-kodomosyokudou.1net.jp/