埼玉県荻野吟子賞の表彰式 日本で最初の公認女性医師 荻野吟子の精神を今に伝える

大野元裕埼玉県知事(後列中央)と受賞者 知事公館で

埼玉県荻野吟子賞の表彰式 日本で最初の公認女性医師 荻野吟子の精神を今に伝える

男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体などに贈られる埼玉県荻野吟子賞の表彰式が2月9日、知事公館(浦和区)で行われました。

荻野吟子(おぎのぎんこ)は熊谷市出身で、日本で最初の公認女性医師となった人です。

大賞は、アルカス熊谷所属ラグビーレフリーの桑井亜乃さん(熊谷市在勤)。ラグビー界では世界で初めて、選手とレフリー両方でオリンピックに出場。現在も、リーグワンで女性初の審判に選出されるなど、前人未到の挑戦を続けています。

桑井さんは「日本ではラグビーは男性のスポーツというイメージが強い。日本は遅れている。後者に続く女性レフリーのために道を作っていきたい」と話しました。

奨励賞は、不要となった帯を、帯バッグにリメイクし販売している「帯バッグの小梅や」代表の藤代瞳子さん(川越市在勤)と、高校生でも決算書分析ができる「風船会計メソッド」を考案した松本興産株式会社取締役の松本めぐみさん(小鹿野町在勤)の2人です。

いきいき職場部門賞は、教育サービス業の臼田 ファインモータースクール(さいたま市)、介護事業・保育事業のgrain grain(春日部市)医療・福祉事業のベビーランド(所沢市)が受賞しました。

フォトレポート

大賞 アルカス熊谷所属ラグビーレフリーの桑井亜乃さん

奨励賞 「帯バッグの小梅や」代表の藤代瞳子さん

奨励賞 松本興産株式会社取締役の松本めぐみさん

受賞者あいさつ

大野元裕埼玉県知事(後列中央)と受賞者 知事公館で

奨励賞を受賞した藤代瞳子さん。不要となった帯を、和装にも洋装にも似合う帯バッグにリメイクし販売している。「芸者だった祖母のタンスの中に400本の帯が眠っていたことがきっかけに。帯バックから、和の文化に触れるきっかけになってくれれば。」

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