
さいたま市「平和祈念講演会」埼玉県原爆被害者協議会、国境なき医師団が平和を訴える
戦後80周年、さいたま市平和都市宣言の制定20周年の節目の年である今年。
平和の尊さや大切さについて考える機会として、大宮区のレイボックホールで8月3日、さいたま市が主催する「平和祈念講演会」が開催されました。
会では、子ども平和フォトコンテスト表彰式、講演、ミニコンサートが行われ、講演に埼玉県原爆被害者協議会の佐伯博行さん、国境なき医師団・心理士の福島正樹さんが主演しました。
佐伯さんは広島市内で生まれ、1歳の時に爆心地から約2.3km離れた自宅で被爆しました。無事でしたが、家屋は半壊。当時の記憶はありませんが、母親からは「言葉ではいくら言っても伝わらない。」と被爆体験を聞いたそうです。
上尾市出身の福島さんは現在、海外派遣スタッフの心理的社会サポート業務に従事。「日本は戦後80年ですが、戦争はまだ起きています。」とパレスチナ紛争などについて語りました。
レポート
子ども平和フォトコンテスト表彰式 清水勇人さいたま市長の入賞者

講演 埼玉県原爆被害者協議会の佐伯博行さん



講演 国境なき医師団・心理士の福島正樹さん




ミニコンサート 蕨市出身の松井咲子氏(元AKB48)さん


子ども平和フォトコンテストの受賞作品や国境なき医師団の写真展などを展示



さいたま市平和都市宣言 さいたま市ホームぺージ https://www.city.saitama.lg.jp/006/010/003/p005145.html