大宮にある埼玉朝鮮初中級学校が「さいたまアンニョンフェスタ」を開催。朝鮮学校を知るきっかけに

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大宮にある埼玉朝鮮初中級学校が「さいたまアンニョンフェスタ」を開催。朝鮮学校を知るきっかけに

大宮区にある埼玉朝鮮初中級学校は10月27日、「さいたまアンニョンフェスタ」を開催しました。

1961年に開校した埼玉の朝鮮学校は、在日朝鮮・韓国人(在日コリアン)が通う学校で、日本でいう幼稚園、小学生、中学生の子ども達が、朝鮮の歴史と文化、風習などを学んでいます。学校は、これまでに2,000名以上の卒業生を送り出してきました。

「ウリハッキョ」とは日本語で「わたしたちの学校」という意味
日本でも人気のコリアンフードを販売。朝鮮と韓国は食も同じ

フェスタでは、人気のコリアンフードやキッチンカーなどが並び、予約制の公開授業や、ステージイベントでは学校の子ども達が民族衣装チマチョゴリを着て踊ったりするなど賑わいを見せました。

大抽選会

友情出演として近隣のさいたま市芝川小学校のバンド演奏が行われ、来場者を楽しませました。

朝鮮学校卒業生で在日3世の朝鮮人、リン・チェリョンさんは「フェスタは学校関係者が多いですが、一般来場者も歓迎です。朝鮮学校は近年、政治的な理由で学校運営の補助金の支給が停止されたりするなど、問題も抱えています。

朝鮮(朝鮮民主主義共和国)は一度しか訪れたことはありませんが大好きです。それは朝鮮学校から祖国を学び、『同胞』と言いますが、仲間や友達と深いつながりが生まれたから。学校を卒業して20年以上たちますが、今でも交流を続けています。このフェスタが朝鮮学校を知るきっかけのひとつになれば嬉しい」と微笑みました。

アンニョンフェスタに800人の来場者が集まった
チマチョゴリをかたどった可愛い手作りのキーホールダ―やノートなどが販売されていた

https://saitamakoreanschool.ed.jp 埼玉朝鮮初中級学校

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