羽生市出身の詩人・宮澤章二の世界を味わう芸術祭 想いを朗読や、書、生け花で伝える

羽生市出身の詩人・宮澤章二の世界を味わう芸術祭 想いを朗読や、書、生け花で伝える

羽生市に生まれ、さいたま市で過ごした、宮澤章二さんの功績を伝える第2回「宮澤章二記念芸術祭」が1月19日、羽生市産業文化ホールで開かれました。

主催は10年前に市民らで立ち上げた「宮澤章二先生を顕彰する会(萩原澄江会長)」。

詩の朗読や合唱、詩からイメージした写真や絵画、書、生け花などを展示。入場無料で、来場者約220人が宮澤さんの作品世界を楽しみました。

宮澤さんは旧大宮市(現さいたま市)で50年間暮らしました。

作詞関係では童謡、歌曲、校歌等を多数手がけ、校歌は小・中・高校など300校におよび、クリスマス・ソング「ジングルベル」の日本語訳詞者としても知られています。

宮澤さんの次男の宮澤新樹さんは「顕彰する会の方々には、市内の小中学生に父の詩を紹介する「出前講座」を実施したり、作品朗読会を開催していただくなど、遺族とすると有難いかぎり。父も喜んでいると思う。」と話しました。

フォトレポート

会場の羽生市産業文化ホール
萩原澄江会長「宮澤章二と東北」の講話
来場者約220人
宮澤さんの詩からイメージした写真や絵画、書、生け花などの展示
羽生市出身のソプラノ歌手・杉下友季子さん
宮澤さんの次男の宮澤新樹さん
芸術祭ラストは来場者と一緒に宮澤さんが訳詞した「ジングルベル」を歌った
あわせて読みたい
大宮ゆかりの詩人「宮澤章二の年賀状―巳―」大宮図書館で新春特別展示 大宮ゆかりの詩人・宮澤章二「宮澤章二の年賀状―巳―」大宮図書館で新春特別展示 大宮ゆかりの詩人・宮澤章二の巳年の自筆年賀状等を展示するほか、新年の詩「五十年のう...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!