
実習センター(就労継続支援B型事業) 施設長 中島照子さん(右から1人目)パレスホテル大宮 総料理長 毛塚智之さん(2人目)関係者ら
宝石のような和菓子「むつみ糖」完成 障害者施設、パレスホテル大宮総料理長、さいたま観光大使がコラボ
障害者福祉施設大崎むつみの里(緑区)が作った和菓子「むつみ糖」が完成したことを、8月27日、関係者らが清水勇人さいたま市長に報告しました。
「むつみ糖」は障害のある人々が社会で輝く場を増やすことを目的に、新たな取組としてスタート。完成まで1年半かかりました。
製造にはパレスホテル大宮総料理長 毛塚智之さんの監修を受け、パッケージデザインはさいたま観光大使であるイラストレーター・あらい太朗さんが手がけました。

宝石のように鮮やかな「むつみ糖」は、砂糖と寒天を主原料とした日本の伝統的な和菓子である琥珀糖です。味はごま、ミント、バタフライピーなど6種類。
一つひとつ形が不揃いなのは、施設の利用者の一人ひとりの個性をイメージ。それぞれが輝けるところ、そんな想いを紡ぎながら一箱に込めました。


「美味しいだけじゃない。『むつみ糖って何?』と(商品の)背景にある物語を知ってほしい。」
毛塚料理長は「季節に合わせて味は変える予定です。さいたま市でとれるものを(果物など)フレーバーに。砂糖菓子なので、日本茶、紅茶、コーヒーにも合う。お年寄りや子どもまで楽しめます。冷やすとさらに美味しい。」と魅力を話しました。

試食した清水勇人さいたま市長は「見た目もきれいで美味しい。食べるのが勿体ない。まるまるひがしにほんや、ふるさと納税の返礼品にもいいですね。」と笑顔で感想を話しました。
「むつみ糖」は一箱1,080円(税込)。9月からパレスホテル大宮で販売中。むつみの里WEBサイト、インスタグラムからも販売を予定しています。

さいたま市社会福祉事業団が指定管理者として運営する障害者福祉施設大崎むつみの里 https://www.saicity-j.or.jp/facility/s-mutumi-osaki
あらい太朗さんプチインタビュー 「むつみ糖」についてコメントをいただきました

