さいたま市 認知症希望大使 任命 「さいたま市認知症フレンドリーまちづくりセンター」オープン

認知症と共生。さいたま市 認知症希望大使 任命 「さいたま市認知症フレンドリーまちづくりセンター」オープン

認知症の関心と理解をより深めてもらうきっかけとして、市内在住の男性2人を、さいたま市認知症希望大使に任命しました。

7月4日に「さいたま市認知症フレンドリーまちづくりセンターオープニングイベント」内にて任命式を行い、市長からさいたま市認知症希望大使に委嘱状を手交しました。

認知症の人本人が自分の言葉で語り、希望を持って暮らすことができる姿を発信する「認知症希望大使」を、さいたま市は、全国の政令指定都市では初めて設置しました。

任命されたのは和田傑(わだすぐる)さん(58歳)と大沢健男さん(68)。ふたりとも認知症カフェに参加し、居場所づくりに協力しています。

「認知症カフェは、同じような病気を抱えていても、みんな元気にすごしている。遊びにきてほしい」「できないことは助けてもらって、できることをやっていく。明るく発信したい。そんな姿を見ていただければ」と抱負を語りました。

「さいたま市認知症フレンドリーまちづくりセンター」は7月1日に中央区にオープン。認知症の人本人を含めた地域や企業など多様な主体がまちづくりに参画し、連携を促進する拠点となる場所を目指します。

(写真上 左から 大沢健男さん、清水勇人さいたま市長、和田傑さん)

オープニングイベントの様子

オープニング記念特別演奏会。認知症当事者らで構成される特別演奏会

さいたま市認知症フレンドリーまちづくりセンター https://www.saitama-orange.com

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