彩の国さいたま芸術劇場が内覧会。目にみえない部分を設備更新
彩の国さいたま芸術劇場は3月1日のリニューアルオープンに先立ち、2月8日に一般来場者が参加できる劇場内覧会を開催しました。ホールでは舞台演出やピアノ演奏デモンストレーションが行われ、終了後には歓声と拍手が沸きました。
大規模改修工事の3つのテーマは「安心」「快適」「充実」。見た目は変わっていませんが、目に見えない大切な部分が設備更新されました。
震災に備え、大ホール、小ホール、音楽ホールなど5つの大空間の天井を準構造化。大ホール、音楽ホールでは観客席の車椅子対応にし、可動席を増やしました。また、ガレリアのバリアフリートイレが大型になりました。
改修工事を担当された香山建築研究所 設計主任浜野次郎さんは「彩の国さいたま劇場は今はまだ30年の歴史ですが、時代を経ることによって貴重な建築遺産になると思います。変えるべきところは変えて、しかしオリジナルの意匠はできるだけ残したい」とこだわりをお話しました。
音楽ホール
大ホール
小ホール
「情報プラザ」から「光の庭」へ名前が変わりました。自然光と人口照明を融合
カフェと自由なアート遊び場は3月1日にオープン
彩の国さいたま芸術劇場 https://www.saf.or.jp/arthall/