さいたま市桜区にある国指定特別天然記念物「田島ケ原サクラソウ自生地」絶滅のおそれ。再生のためのクラウドファンディングを開始
さいたま市桜区にある「田島ケ原サクラソウ自生地」は、サクラソウ自生地としては唯一の国指定特別天然記念物です。近年の環境変化のあおりを受け、サクラソウの個体数は最盛期に比べて約4分の1(約55万株)にまで急激に減少し、この傾向が続けば野生絶滅のおそれがあります。
「田島ケ原サクラソウ自生地」を再生させ、後世へと着実に継承するため、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」を9月2日から実施します。
「田島ケ原サクラソウ自生地」とは
さいたま市桜区にある「田島ケ原サクラソウ自生地」には、絶滅危惧植物のサクラソウを含む約250種の野草が自生する湿生植物群落が広がっています。このサクラソウ自生地は、首都圏の大都市近郊に位置する代表的な原野植物群落として極めて貴重な生態系です。
大正9年(1920年)に日本で初めて指定された天然記念物の一つとなり、昭和27年(1952年)には天然記念物のうち世界的に又は国家的に価値が特に高いものとして特別天然記念物に指定されています。
しかしながら、近年の環境変化のあおりを受け、サクラソウの個体数は最盛期に比べて約4分の1(約55万株)にまで急激に減少し、この傾向が続けば野生絶滅のおそれがあります。
寄附の使い道
さいたま市ではサクラソウの減少要因の解明、個体数の維持・増加に向けて、調査分析・維持管理を行い、寄附金はその費用に活用します。
※ 目標金額の達成・未達成に関わらず、本事業は実施します。
目標額
2,000,000円
受付期間
令和6年9月2日(月)から令和6年11月30日(土)まで
受付方法
①株式会社トラストバンクが企画・運営する、ふるさと納税ポータブルサイト「ふるさとチョイス」上の専用ページからの申し込み https://www.furusato-tax.jp/gcf/3260
②寄附申出書からの申し込み(郵送等)
以下のさいたま市ホームページからダウンロードできますhttps://www.city.saitama.lg.jp/006/014/008/003/013/006/p116452.html
その他
ふるさと納税制度を活用した場合、税制上の特例控除を受けることができるほか、市外在住でご希望の方には、お礼の品を贈呈します。
「田島ケ原サクラソウ自生地」への行き方
田島ケ原のサクラソウは、例年3月下旬から咲き始め、4月上旬から中旬にかけて見ごろを迎えます。
所在地 さいたま市桜区大字西堀ほか
バス:浦和駅西口から志木駅東口行き、志木駅東口から浦和駅西口行き いずれも「さくら草公園」で下車徒歩約3分
電車:JR武蔵野線西浦和駅下車、徒歩約20分
車:国道17号(新大宮バイパス)田島交差点から西方向(志木方面)に約1.5km
PR TIMES より