「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」東京都美術館
絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品で、一村の全貌に迫る
自らの芸術の探究に生涯を捧げた画家・田中一村(たなか・いっそん/1908-1977)。
本展は、一村の神童と称された幼年期から、終焉の地である奄美大島で描かれた最晩年の作品まで、その全貌を紹介する大回顧展です。
世俗的な栄達とは無縁な中で、全身全霊をかけて「描くこと」に取り組んだ一村の生涯は、「不屈の情熱の軌跡」といえるものでした。
自然を主題とする澄んだ光にあふれた絵画は、その情熱の結晶であり、静かで落ち着いた雰囲気のなかに、消えることのない、彼の魂の輝きをも宿しているかのようです。
本展は、奄美の田中一村記念美術館の所蔵品をはじめ、代表作を網羅する決定版であり、近年発見された資料を多数含む構成により、この稀にみる画家の真髄に迫り、「生きる糧」としての芸術の深みにふれていただこうとする試みです。
田中一村展 奄美の光 魂の絵画
- 会期:2024年9月19日(木)~12月1日(日)
- 会場:東京都美術館 企画展示室
- 休室日:月曜日、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)※ただし、9月23日(月・休)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開室
- 開室時間:9:30~17:30、金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
- 観覧料:一般 2,000 など
- 問い合わせ:TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
- ホームぺージ:https://isson2024.exhn.jp/