【レポート】「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」東京ステーションギャラリー

【レポート】「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」東京ステーションギャラリー

こんにちは。アコレおおみやスタッフのNです。2月22日 「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」東京ステーションギャラリー 内覧会へいってきました。

近代写真の金字塔。「安井仲治」を知らずに日本の写真は語れない

日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展。

大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちの旺盛な探求によって豊かな芸術表現として成熟していきました。

この時期を牽引した写真家の代表格が安井仲治です。安井は38歳で病没するまでの約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表しました。

安井はさまざまな被写体にカメラを向け、多岐にわたる技術や表現様式に果敢に取り組みました。小さく、醜く、一顧だにされないものにさえ注がれる慈しみのまなざし。安井の写真には100年の時を超えてなお私たちを惹きつける魅力があるのです。

本展は200点以上の出展作品を通じて安井仲治の全貌を回顧するものです。戦災を免れたヴィンテージプリント約140点、ネガやコンタクトプリントの調査に基づいて制作されたモダンプリント約60点のほか、さまざまな資料を展示。

安井の活動を実証的に跡付け、写真の可能性を切りひらいた偉大な作家の仕事を現代によみがえらせます。

生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真
  • 会期:2024年2月23日(金・祝) – 4月14日(日)
  • 開館時間:10時から18時(金曜日は20時まで)*入館は閉館30分前まで
  • 休館日:月曜日(4月8日は開館)
  • 入館料:一般(当日)1,300円 など
  • 問い合わせ:tel 03-3212-2485
  • ホームぺージ:https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
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