特別展「鷹のおでまし ―鷹狩の美術―」埼玉県立歴史と民俗の博物館

埼玉県指定文化財 伝狩野探幽筆「鷹絵額」寛永14年(1637)(川越市・仙波東照宮蔵、川越市立博物館寄託)

特別展「鷹のおでまし ―鷹狩の美術―」埼玉県立歴史と民俗の博物館

生き生きとした多様な鷹の姿を紹介

鷹狩は、訓練した猛禽類を野に放って獲物を捕らえる狩猟法です。古来、天皇や貴族、武家に好まれ、江戸時代には現在の埼玉県を含む武蔵国でも鷹狩が行われました。

©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
狩野惟信筆「雪中鷹捉搦鶴図」江戸時代(18世紀)(徳川美術館蔵)

鷹は有力者しか所有できないため、美術において権力の象徴として表され、鷹が鶴や鷺などの獲物を捕らえる勇猛な姿は数多く描かれました。また、鷹狩を描いた作品には、実際の様子を元にしながら、物語性のある展開が見られます。

「大名鷹狩絵巻」江戸時代(18世紀)(埼玉県立川の博物館蔵)

本展では、鷹や鷹狩を主題とする美術作品に描かれた鷹に注目し、鷹にまつわる歴史や文化、鷹狩を視覚的に紹介します。

佐久間栄学筆「白鷹図」明和元年(1764)(社会福祉法人共生福祉会蔵)

特別展「鷹のおでまし ―鷹狩の美術―」埼玉県立歴史と民俗の博物館

  • 会期:令和6年10月12日(土)~11月24日(日)
  • 時間:9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
  • 休館日:月曜日(ただし令和6年10月14日、11月4日は開館)
  • 会場:埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室、季節展示室
  • 観覧料:一般600円 など
  • 問い合わせ:電話 048-645-8171(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
  • ホームぺージ:https://saitama-rekimin.spec.ed.jp/
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