社会的養護出身者の岸本さん つながる交流会「ミックスコミュニティ」大宮で学習会

岸本彩香さんと、児童養護施設出身者の音楽活動も支援している、
ギター奏者の藤本ようへいさん 参加者と合唱

社会的養護出身者の岸本さん つながる交流会「ミックスコミュニティ」大宮で学習会

社会的養護出身者と一般の人々が集まり、社会をまぜるために交流するイベントなどを行う任意団体「ミックスコミュニティ」。

4月5日、大宮区にあるカフェギャラリー南風で、同団体を知るための学習会が開催されました。主催はみな風地域食堂です。

「社会的養護」とは、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。

 こども家庭庁 ホームぺージ https://www.cfa.go.jp/policies/shakaiteki-yougo

参加者は約30名。学習会では、ミニ講演、取り組みの紹介、参加者同士の自己紹介やゲームなど、自由に交流しながら社会的養護について学び、理解を深めました。

同団体が大事にしていることは「多様な人と交流を生む、対等な関係を築く、遊びを通じて学ぶ」この3つのこと。

自身が社会的養護出身者である代表の岸本彩香さんは「私の妹たちは今でも虐待下にいる実家で暮らしています。今後は子どもたちが参加できるコミュニティやイベントを開催してみたい。子どもに可能性や選択肢を与えたい」と支援を呼びかけました。

フォトレポート

県内にある児童相談所 副所長の服部孝さん ミニ講演 「ミックスコミュニティはなぜ必要か」
みな風地域食堂の山田ちづ子さん「支援する側、される側は対等でなければ」
社会的養護出身者として注目される機会はあっても、「ひとりの人間として受け入れられ、自分らしく生きる」ということは安易なことではなかった、岸本さん
任意団体「ミックスコミュニティ」代表の岸本彩香さん、24才
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