
【レポート】「異端の奇才――ビアズリー」三菱一号館美術館 ビアズリーの初期から晩年の作品まで網羅
25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー( 1872-1898)。この英国の異才は、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけました。
本展は、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどる、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画です。
『アーサー王の死』や日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1898)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧します。













(2025年2月14日 プレス内覧会にて撮影)
異端の奇才――ビアズリー
- 会期:2025年2月15日(土) ー 2025年5月11日(日)
- 開館時間:10:00-18:00 祝日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日、4月5日は20時まで ※入館は閉館の30分前まで
- 休館日:月曜日 但し、[トークフリーデー : 2月24日、3月31日、4月28日]、5月5日は開館
- 会場:三菱一号館美術館
- 観覧料金:一般 当日 2,300円 など
- 問い合わせ:電話 050-5541-8600(ハローダイヤル)
- ホームぺージ:https://mimt.jp/ex/beardsley/