「とっておきをひらく―さいたまをめぐる美術」うらわ美術館

田中保《マドロナの影》1914年 うらわ美術館蔵

「とっておきをひらく―さいたまをめぐる美術」うらわ美術館

このまちには、語り継ぎたい美術があります 「浦和絵描き」にまつわる、地域に息づくエピソードも

かつて、うらわ美術館の周辺地域には多くの芸術家たちが暮らしていました。昭和初期には40人以上の画家がこの地に集ったともいわれ、人々との交流のなかで数々の作品と物語が生まれました。彼らの存在はいつしか「浦和絵描き」とも呼ばれるようになり、今もなお、まちの人々の記憶の中に息づいています。

小松崎邦雄《一隅の世界》1967年 うらわ美術館蔵
高田誠《浦和田島ヶ原のさくら草》1980年 うらわ美術館蔵

本展では、そうした芸術家たちを支え、さいたまの文化を育んできた人々や企業が所蔵する作品に注目します。個人の自宅で日々の暮らしとともに受け継がれてきた絵、企業の社屋や公共施設を彩り、人々を見守ってきた絵――それらは、地域の人々が大切に守り伝えてきた“とっておき”の美術作品です。

近藤洋二《[那須高原]》[1963]年 うらわ美術館蔵
福原霞外《玉蔵院》1891-1910年頃 うらわ美術館蔵

ふだんは目にする機会の少ないこうした作品を、うらわ美術館の収蔵品とともに紹介することで、さいたま市で育まれてきた文化の薫りとその豊かさをあらためて見つめ直します。

三尾彰藍《六個のびん》1976年 うらわ美術館蔵
内藤四郎《柳文銀香炉》1982-84年頃 うらわ美術館蔵

このまちが紡いできた美術の物語に、そっと触れてみませんか。

寺内萬治郎《髪》1957年 うらわ美術館蔵

とっておきをひらく―さいたまをめぐる美術
Opening Hidden Collections-Exploring Saitama City Through Art

  • 会期:2026年4月18日(土)~6月21日(日)
  • 休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
  • 開館時間:10時~17時、金曜日・土曜日は~20時(展示室への入場は閉館30分前まで)
  • 観覧料:一般900円 など
  • 電話:048-827-3215
  • ホームページ:https://www.city.saitama.lg.jp/urawa-art-museum/

さいたま市民の日(5月1日)はどなたでも観覧料無料

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